随分昔ですが、”マルチ”という言葉がはやった時期がありました。マルチタスクとかマルチ商法とかですね。懐かしい話ですが、マイクロソフトのエクセルという表計算ソフトがありますが、これの前身は”マルチプラン”という名前でした。UNIX(ユニックス:オペレーティングシステムの一種)の前身もマルチックスでした。
その当時、こんな冗談が流行りました。「マルチは沢山、タスクは仕事、つまりマルチタスクというのは仕事が沢山あって忙しいということだな」とか「マルチは沢山、プランは計画、つまりマルチプランは、沢山計画があって計画倒れということだな」なんていうものです。結局マルチプランは当時使い勝手に勝っていたロータス123の思想を全面的に取り入れ、名前もMSエクセルに変わって現在に至るわけです。ある意味マルチプランは計画倒れになってしまったわけですね。
懐かしい話です。