WXR-5700AX7PというBUFFALOのWi-Fiルーターが勝手に再起動します。しばらく待てば、通常運用に戻ります。しかし、ストリーミングサービスを使用している場合には、バッサリ切られてしまいます。ほとんどの場合は、再起動が完了すると再接続されます。しかし、Zoonやmeetなどのビデオ会議やSkype等の音声通話は自動復帰せずに、切れたままになります。困ったものです。そんな、困ったWi-Fiルータが再起動しないようにするにはどうすればよいのか、探ってみました。
WXR-5700AX7P、最初は勝手に再起動しなかった
BUFFALOのWXR-5700AX7Pというルーターは、プロバイダから購入したものです。したがって、実績はあるのでしょう。実際、最初のうちは極めて順調でした。回線速度も、条件が良ければギガ越えです。
しかし、ひと月ほど使っていると、時々通信が途絶える現象が出始めました。最初はそれほど気になりませんでした。しかし、ネット会議中に切れるのには困りました。仕事にも使っていますので、それこそ死活問題です。どうにかして、再起動を抑え込まなければ、生活にも影響が出るわけです。
解決のヒントは再起動が始まった時期
WXR-5700AX7Pの勝手再起動は、購入からひと月ほど経過してから発生するようになりました。これが解決のヒントでした。
購入からひと月ほどは、SSIDとWi-Fiパスワード以外は初期設定のまま使用していました。その後QoSと「ネット脅威ブロッカー2」の使用を開始しました。恐らく、これが影響していると踏んだわけです。
QoSとネット脅威ブロッカー2を無効にする
恐らくQoSは関係ないとは思います。しかし、回線速度に十分余裕がありますので、無駄にルータ負荷の増加するQoSも無効にします。
QoSの無効化に続き、「ネット脅威ブロッカー2」も無効にします。この設定も簡単です。
「ネット脅威ブロッカー2」を外すのは、ちょっとヤバそうです。色んな攻撃を受けて、PCにウィルスとかワームとか、バンバン入れられそうです。しかし、接続が突然切れるのは、それ以上の脅威です。決しておススメできる設定ではありませんので、自己責任でお願いします。
設定変更の結果は?
ネットワークの脆弱性が高まる、ヤバい設定をした結果、再起動は収まるでしょうか?
再起動が起きているか否かは、ログを見れば解ります。再起動されると、内蔵の時計がリセットされます。NTPに関するログを抽出することで、再起動の有無を確認できます。再起動直後、発生時刻00:00のNTPログが記録されます。その後、発生時刻が00:00以外のNTPログが数日分記録されていれば勝手再起動解消の確認完了です。
WXR-5700AX7Pの勝手再起動は収まった、しかし、
設定を見直して数日経ちましたが、再起動は発生していません。今回は、QoSと「ネット脅威ブロッカー2」をOFFにすることで対策しました。しかし、恐らくQoSは関係ないと思います。
逆に「ネット脅威ブロッカー2」が怪しいと睨んでいます。しかし、勝手再起動は収まっていますので、これ以上の追及はやめておきます。
「ネット脅威ブロッカー2」がどのように、脅威から守ってくれるのかは知りません。しかし、初期設定から1年を経過すると有料になるサービスです。お金を取れるサービスなのですから、効果は絶大なはずです。逆に、これを外してしまった私は、今後ネットからの脅威に怯えて暮らすことになります。ですから、今回の設定には、くれぐれもご注意ください。