お金の価値が上がっているようです

先週末のことですが、自宅のそばで肩を叩かれました。振り返るとそこには以前、同じ会社で働いていた人の姿が。

その方は投資を募って企業の買収や再建を行う仕事をしているとのことでした。同じ会社で働いていた頃も、主に事業資金の調達を行っていました。問わず語りにその方が話すには、先のリーマンショック以降、お金集めが本当に難しくなっているとか。今の一千万円が昔の一億円の価値を持っているのではないかとしみじみと語っているのが印象的でした。

この所の、その傾向は更に強くなっているようです。特に印象的なのは金の値上がりです。既に一グラム四千円を超え、貴金属店には金を売る者の行列ができているとか。

随分昔になりますが、金貯蓄というのを行っていました。毎月一定額の金地金を買うという仕組みの貯蓄で、当時は金一グラム当たり九百円台であったことを覚えています。結局解約をしてしまいましたが、解約と同時に数百万円を手にしました。今ならば更にその何倍かの金額を手にしていたことでしょう。

印象的なのは、金を買うときには消費税を支払わなければならないのですが、金を売るときには逆に消費税を貰えるのですね。もちろん、個人ですから消費税の納税義務は無いわけで、金の値上がり分プラス消費税のおまけ付で売却でき、すごくうれしかったことを覚えています。

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