迷惑メール対策を進めています。迷惑メール送信サーバが暗号化した通信を利用していないことに着目し、更に迷惑メール隔離の精度が向上しました。
しかし、同時にバルクメール(広告メール等の多数に配信されるメール)の大部分が迷惑メールに振り分けられてしまうようになってしまいました。バルクメールは迷惑メールと同等に扱っても良いものが多いのですが、”お得”な情報を含んたメールも混じっているわけです。お得な情報が入っているか否かをメールフィルタで機械的に判断させることは難しそうです。
ということで、メールを3つのカテゴリーに分けることにしました。
1)バルクメール
2)迷惑メール
3)それ以外
上記の順番が大事で、例えば2)を最初に振り分けてしまうと迷惑メールに類似した傾向を持つバルクメールも迷惑メールに振り分けられてしまう可能性が高いわけです。そして、いろいろな邪魔なメールを取り除いた結果が重要度の高いメールになるはずです。
1)のバルクメールの判断が極めて煩雑でした。親切なバルクメールはPrecidenceヘッダにbulkと記述してあるのですが、そんな親切なメールは少数派です。あとはRetuen-pathがEnverope-fromと異なったドメインの場合はかなりの確率でバルクメールであることもわかってきました。
こうやって1)バルクメールと2)スパムメールのどちらにも振り分けられなかった3)それ以外のメールが見逃してはいけない大切なメールということになります。
迷惑メール判断はかなり熟成されてきましたが、バルクメールはまだまだ試行錯誤が必要です。頑張ります。
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