見つけた無料ドメイン取得サイトで、本当に無料でドメインは取れるのか? 検証してみたいと思います。
Dot.tkに接続して無料ドメインを取る
先ずは、無料ドメインサイト、Dot tkに接続してみます。
取得したいドメイン名を入力します。ここでは、”startactions”と入力しました。
”利用可能状況をチェックします”というボタンをクリックすると、取得可能なドメインの一覧が表示されます。
今回の無料ドメインは、お試し利用なので、何でもよいのですが、.mlを選びました。startactions.mlというドメイン名を取ります。
Dot.tkからfreenom.comに移動させられた
ドメインを選択して、これを確定したいと思い、画面をスクロールしたのですが・・・。何故か”Go back to domain search”というボタンしかありません。
困りました。しかし、これしか押すボタンはありませんので、もう一度最初からやり直しです。
“Go back to domain search”ボタンを押したら、違うサイトfreenom.comに移動しました。ここで、最初からやり直しです。取得したい、”startactions”どいうドメイン名を入力して、”Check Availability”ボタンを押します。
既視感ハンパないです。また、同じように.mlを選び、”startactions.ml”を取得します。
.tkの時と同じように、画面を下の方までスクロールします。ありました。”Continue”ボタンが。迷わず押します。
完全な無料ではなかった
ちなみに、デフォルト状態では、無料ドメインということでしたが、無料なのは3か月です。それ以外のオプションはこんな感じです。
子細に見ていくと、ここで取得したドメインは、完全な無料ではないようです。12か月までは無料で、一年を超えると有料になるようです。(なぜ12か月が無料で1年が有料なのか、解せないです。)
ちなみに、今回はお試しで使ってみる目的ですので、デフォルトのまま、有効期間は3か月としました。
今度は上手くいきそうです。初めてこのサイトを使用しますので、アカウント作成が必要となります。GoogleアカウントとFaceBookのアカウントがあれば連携できるようです。しかし、支払に関する情報を設定済みのGoogleアカウントを連携するのは気が引けましたので、メールアドレスでアカウントを作成しました。メールアドレスを入力すると、こんな感じのメールが届きます。
個人情報の入力
freenom.comから、すぐにメールが届きます。メールの文面にあるリンクに接続するとアカウント作成画面に移ります。
メール文面に置かれたリンクをクリックすると、個人情報入力ページに移ります。得体のしれないページに個人情報を入力するのは気が引けます。しかし、ドメインを取得した場合、ICANNという組織にドメイン所有者の情報を提出しなければなりません。したがって、ここでの個人情報入力は避けて通れません。
個人情報の入力が終わったら、画面の下の方にある、”Complete Order”ボタンを押します。このとき、”I have read and agree to the Terms & Conditions”の左側にあるチェックボックスにチェックを入れるのを忘れないように。
無料ドメインを受け取る
個人情報の入力が終わり、オーダーが完了すると、いよいよドメインの受け取りです。freenom.comにログインし、画面一番上のメニューからServicesを選択し、表示されたプルダウンメニューから”My domains”をクリックしてください。
ドメイン管理画面に移行します。今回受け取ったドメインが表示されます。ドメイン名の右のほうにある”Manage domain”ボタンをクリックします。
表示されたドメイン管理画面の上の方にある”Managemant Tools”を選択し、表示されたプルダウンメニューから、”Nameservers”をクリックします。
この後、自分のネームサーバーに、受け取った無料ドメインを割り当てることになります。ネームサーバーをお持ちでなければ、freenom.comの用意するネームサーバーを使うこともできます。今回は、私の使っているサーバーに、アドオンします。
先ずはネームサーバーのアドレスを確認しておきます。ネームサーバーのアドレスを確認する方法はいろいろとありますが、今回はnslookupを使います。
ネームサーバーの割り当て
Windowsのコマンドプロンプトを開き、”nslookup -type=ns 今使っているドメイン名”とやればネームサーバーのアドレスが解ります。
ここまでくればもう一息です。freenom.comの”Nameservers”画面に、自分のネームサーバーのアドレスを入力すればおしまいです。
私の場合、自前のネームサーバーを使います。ですから、”Use custom nameservers”をONにしました。freenomのネームサーバを使用することもできます。
”Nameserver”の欄に、先ほど調べたネームサーバーのアドレスを入れます。そして、画面下の方にあるチェンジネームサーバーボタンを押します。
無料ドメインをお迎えする
ネームサーバーへのドメインの割り当てが出来たら、いよいよお迎えです。使用している環境で異なりますので、参考として私の環境でのお迎え手順を披露します。
私のサーバーではcPanelで管理します。したがって、以下はcPanelの場合です。まず、cPanelにログインし、ドメインメニューを選択します。
画面上に”成功”と表示されればドメインのお迎えは完了です。これでドメインはあなたのものです。
しかし、ドメインが実際に使えるのは、しばらく経ってからです。ネームサーバーの変更情報が世界中に伝搬し終わってからです。しばらく待ちましょう。伝搬が終わったかどうかは、nslookupコマンドで大体わかります。
経験上、7~8時間でDNS情報の伝搬は終わります。焦らず、じっと待ちましょう。